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卵巣がん治療で使った抗がん剤の副作用のせいで歯茎から出血

 

この記事は20代の女性に書いていただきました。

………..

1年前に21歳を迎えたと同時に卵巣がんと診断されました。たまたまカンジタになってしまい、産婦人科にて検査したところ卵巣の腫れも見つかり細かく調べた結果、卵巣がんと診断されました。手術を2回し、抗がん剤を22クールほどしました。

私が最初点滴した抗がん剤は、パクリタキセル、アバスチン、カルボフラチンの3点。3週間に1回3種類の点滴をし、アバスチンだけを毎週する予定になっていました。

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初日に早速副作用

初めて抗がん剤を打つ日に、最初パクリタキセルを流し込みました。流してからたった3分で、全身に赤みを帯び、息苦しさ・呼吸困難になり一度意識を失いかけました。

パクリタキセルで副作用が出てしまった為、薬を変更し、今度はドセタキセル、カルボフラチン、アバスチンの3点になりました。こちらは3週間に1回となり、前回とは違いだいぶ楽になりました。

この3点では途中に大きな問題はなく点滴が終了しましたが、終了後に熱が38.1℃になってしまいすぐ副作用が出てしまいました。病院のお会計を待つ際に今までにない倦怠感があり、ずっと立つのがとても辛かったです。とにかく早く眠たくてフラフラしていました。

3日後から激しい副作用

そして抗がん剤を入れてから3日経った頃に、吐き気・関節の痛みがきてしまい布団からなかなか出てこれず、まったく食欲がありませんでした。それから点滴してから5日後に頭痛・激しい吐き気・倦怠感・便秘に襲われました。フラフラしながら集中力のない中、仕事を無理にしてしまったことをとても後悔しました。

抗がん剤により、歩くのも辛くなってしまい2.3歩歩くだけでゼーハーゼーハーして、しゃがみこんでは歩いての繰り返しで、どんどん体力がなくなります。

そして2週間後に朝起きて枕を見ると髪の毛がいっぱい抜けていました。髪を結わいたり、シャワーを浴びたりするだけで排水口が真っ黒になるくらい髪の毛が抜けていきました。手で髪を触るだけでもファサッとたくさん抜けます。女性の象徴でもある長い髪を抜けていったことは、とてもショックでした。

あと鼻血がよく出るようになりました。特にひどかったのが朝とお昼頃です。朝起きると枕が血だらけになり、お昼はご飯を食べてる途中でお弁当箱の中に鼻血が入ってしまうハプニングがあったり、いつ鼻血が出るのか分からないくらい鼻血が出ました。

アバスチンの副作用で血小板の数値が下がり、血が止まりにくい為、歯磨きするだけでも歯茎から血が出てきます。何もしていない時でも歯茎から血が出ます。産婦人科の先生に怪我には気をつけてと言われていました。包丁で指を切ってしまったらなかなか血が止まらないそうです。

あと味覚がおかしくなりました。何を食べても味がしなくなり、一定の期間口の中がずっと喉が渇いた状態になります。何を飲んでもその渇きは取れません。不思議なことに辛いものだけが、尋常に感じてしまいます。

今も残る副作用

味覚の異常は2週間ほどで徐々になくなっていきますが、抗がん剤治療が終了した現在でも辛さは異常に感じでしまいます。また、今でも相変わらず歯茎から血が出てきます。

そして、生理不順でなかった私が生理が来なくなりました。抗がん剤の副作用や卵巣を片方とりもう片方も半分切除してしまった為、排卵がなかなか難しいようです。妊娠を望んでいる方ははっきりと望んでいることを伝えた方がいいと思います。

[副作用]
「アトピー治療によるステロイドの副作用を食事で治した女性」

「私の同級生は子宮頸がんワクチンの副作用のせいで記憶障害です」

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