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[乳がん体験記 原さん編⑧]乳がんの手術と術後の乳房の様子

 

 

この記事は「乳がん体験記 原さん編⑦]家族への告知といよいよ入院」の続きです。
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入院した部屋は大部屋でしたが、ほとんどの方がカーテンで仕切っておられ同じ病室にどんな人が入院しているかはわかりませんでした。
手術前日は自分でも意外なほど良く眠れました。
私の術前の気持ちは、先生を信頼していましたので、安心しきって穏やかなものでした。
手術日当日朝は主人が来てくれました。

日生病院では手術室に入るときに、自分の好きな曲とアロマの香りを選べます。
最近はどの病院もそうなのでしょうか。
こんなサービスがあるとは思いませんでした。
曲はどうせ麻酔ですぐ眠ってしまうと思い断りましたが、香りは自分の大好きなリラックス効果のあるラベンダーにしました。

ストレッチャーに乗せられて手術室へ。
案外ストレッチャーは高さがあるのだなと、病院の天井を見ながら思いました。
手術室には主治医の先生と乳腺外科の部長医師、他にも看護師さんが2~3名おられ、頼もしく感じました。
麻酔の前に医師は
「やっとここまで来ましたね。後は楽にして任せて下さい。」
という趣旨の言葉をかけて頂きました。
枕元にラベンダーの香りの霧吹きを看護師さんが「シュッ」として、麻酔のマスクを掛けられるとあっという間に深い眠りに落ちました。
術後に医師から主人に「術後切り取った癌を見ますか?」と言ったようですが、主人はビビッて断ったそうです(笑)

手術後はすぐ病室には戻らず、モニター室のようなところで一晩過ごしました。
看護師さんが1時間ごとに数値の計測や点滴のチェックにきます。
この部屋で過ごした時は意識がまだ朦朧としていて、看護師さんが5分ごとに来ているような感覚でした。
主人も術後にしばらくいてくれたらしいのですが、どんな会話があったのかまったく覚えていません。

朝になり自分の病室に戻りました。
看護師さんが痛み止めを出しますかと聞かれましたが、あまり痛みはありませんでしたので断りました。
先生が9時前に病室に来られ、手術の成功を教えてくれました。
また、「脇からトンネルを掘って腫瘍を取り、周りの脂肪で埋めておいたから。乳房の形状はそんなに変わっていませんよ」と言っておられました。
今までネットで散々術後の写真を見てきたので、形がそれほど変わらないと言われてもまだ信用できませんでした。
ぐるぐる巻きになっている左胸を見るのが一番怖かったです。
3日後に入浴が許されたとき、浴槽に鏡があったのですが、鏡に目を落とすまで少し時間が必要でした。
目を開けたとき第一印象は「あ、胸がある!」でした。
たしかに左脇部分が平らにはなっていますが、左腕を下せばほとんどわからない位でした。

入院はちょうど1週間でした。
私は脇の生検も含めてリンパ節を切っていないので、ドレーンをぶら下げることもなく、病院内を自由に歩き回りました(切除した場合、腋下に貯まるリンパ液を体外に排出するために、しばらくドレーンという管をつけます)

普段と変わらない位元気で、入院生活は正直暇でした。
友人にパックなどを買ってきてもらい普段は忙しくて出来なかったお肌の手入れをしたり、タブレットで映画をみたり過ごしました。
退院後、摘出した癌の詳しい検査結果がでました。

これで今後の治療方針が決まります。

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続きは「[乳がん体験記 原さん編⑨]手術後の放射線治療が始まる」

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