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乳がん体験記 佐藤さん編③乳がんでの入院とステージの告知

 

この記事は「乳がん体験記 佐藤さん編②乳がん検査(穿刺吸引細胞診検査)と告知」からの続きです。

………….体験記はここから

入院した部屋は4人部屋で全て乳がんの方でした。
そのメンバーを紹介すると
〇19歳の女性(乳がん)
〇既に乳がんで乳房を全摘した人
〇抗がん剤を半年行なって、しこりが8cmから2cmに小さくなっている人(同じ日に手術)
〇そして43才の私

お隣の19歳の女性は投薬されているのか昼間はずっと眠っているので、夜中は起きていました。
私は3日後の手術による不安でパニック状態でしたので、19歳の女性の心理状態まで構う余裕はなく、迷惑な人だと思っていました。
入院してから1人になる場所がなく、相部屋で感情も出せないうえに、睡眠不足でおかしくなりそうでした(息が詰まるという表現がピッタリ)。
淋しがり屋さん以外は少々お高くても個室をお勧めします。
泣いたり怒ったりガス抜きできる空間は絶対に大切です。

入院してから行ったことは

〇腋のリンパ節に転移していないか手術中に調べる「腋窩センチネルリンパ節生検」のためにアイソトープ(放射線が含まれた薬剤)を注射すること。

〇家族とともに医師から説明を受けたこと

です。

医師から言われたのは以下の5つ。

〇腫瘍の大きさが2cm以下(手術後3㎝以上と判明しましたが、この時点では2㎝と診断)
リンパ節が硬くなっておらずに、転移がないと思われるのでⅠ期(実は手術後にⅢ期にステージが変わりました)
〇腫瘍を含む乳房の部分的な切除をする
〇術後の治療は手術をしないとわからない(どんなガンなのかは手術後にしか分からないと私は判断しました)
〇腋窩リンパ節の転移を調べる「腋窩センチネルリンパ節生検」を行い、転移が認められたときは「乳房全摘出」になるが、そうでなければ「乳房温存療法」になる

医師から聞いた乳房温存療法はまず最初に腫瘤を中心に2cmくらい大きく部分切除し、術中に顕微鏡での迅速病理検査を行います。
その結果、ガン細胞が切除した組織の端にまで進展していれば追加切除して、腫瘤から延びている「遺残ガン」がなくなるように病巣を完全切除するというものでした。

難しい言葉で分かりにくいかと思いますが、ガンは中心から根っこみたいなものが伸びて広がっていくそうです(広がっては、また新しい塊ができて、そこからまた根が伸びるを繰り返す)。
見た目がきれいに切除できたと思っても、さらに取った組織の奥にガンが点状にあるかもしれないから、それがなくなるまで取り除くそうです。
(私は最新の手術ではなく父親が医師に希望したガンよりも一回りも二回りも大きく切除する古いタイプの手術することになりました)

私は入院後にこれらのことを聞きましたが、「手術前にもっと、詳しく医師に症状を聞いておけば良かった」と後悔しました。
「なぜ、抗癌剤で小さくする必要がなく手術を行うのか」など何も知識がなく入院している自分が情けなく思いました。
パニックになって思考力が止まっていたこともあり(ですので親が代理で手術方法などを決めた)、医師や親が言うことに従っていればいいやと半ば諦めていました。

今さら遅いですが、親が決めた手術方法に全く納得していませんでした。

乳がんになって手術を受けるのは自分自身なのですから、納得のいく治療をして欲しいと先輩としてお伝えしたいです。
自分が納得できなければ手術するために予約した手術をキャンセルすることも構わないのです。

…………………………….体験記はここまで

続きは

「乳がん体験記 佐藤さん編④乳がんの手術(術後の写真あり)」

 

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