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人工ミルクに対して国連が警告。母乳を推奨

国連やユニセフが世界中の多くの赤ちゃんが人工ミルクで育てられていることに警告を発しています。

「人工ミルクに対して厳格な規制をかけなさい」と。

さらには生まれてから6か月までは人工ミルクではなく、母乳だけで育てるべきだとも言っています。

なぜ、ここまで国連が人工ミルクに対して警告を発しているのかといえば子供の知能や免疫力に影響を及ぼすからです。

以前、「母乳で育てると子供の頭(思考力)が良くなる」の記事に書きましたが、母乳で育てられた子供はそうではない子供と比べて、IQが高いし、大人になってからの収入も多いことが分かっています。

また、母乳を飲む意味はただ栄養を摂るだけではありません。

人工ミルクが母乳の栄養成分と限りなく近いとしても、それだけでは母乳としての役割は不完全です。

母乳には分泌型免疫グロブリンAという物質が含まれていて、これが赤ちゃんの体に入ることで菌の感染予防になり、体の抵抗力が強い子供に育ちます。

唯一、母乳の欠点をお知らせするとビタミンDが少ないことです(量は少ないが吸収率は高い)。

ビタミンDは骨を作る過程において必要な物質ですので、欠かすことは出来ません。

では足りないビタミンDを補うためには何をすればいいのか。

ビタミンDは日光に当たることで作られますので、極端に日光に当たることを避けることはお勧めしません(日光に20分ほど浴びれば十分だと言われています。日光は皮膚癌の原因にもなりますので、紫外線が弱くなる午後3時以降に浴びることがいいです)。

ビタミンDに関してもう一つ大事なことは母親が十分にビタミンDを摂っているかということです。

ビタミンDはシャケやしらす干しなどの魚や乾燥きくらげ、干しシイタケなどに多く含まれています。

これらを多く摂ることで、母乳に含まれるビタミンDが増え、ビタミンDの欠乏を防ぐことが出来ます。

このように母乳の欠点は気を付けていれば防げますので、母乳で育てることをお勧めします。

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