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天然成分を売りにしている化粧品は安全ではない

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 「私たちの化粧品は〇〇という天然成分が10種類入っています」

 このような天然成分を売りにしている化粧品を見かけませんか。こう言われると「安全で、効果が高い」と思ってしまいますが、実際はどうなんでしょうか。

 そもそも皮膚は外の刺激から守ったり、毒素を排泄する器官であって、何かの成分を吸収するようには作られていません。ですので、例えば「この化粧品はコラーゲン入りですので、これをつければお肌の状態が良くなります」というのは嘘です。お肌のコラーゲンに化粧品のコラーゲンを結合させるというイメージで誘導しようとしている訳です。

 もちろん、無理やり入れようと思ったら、合成界面活性剤で肌のバリア機能を壊せば可能ですが、こんなことをして成分を入れても、そもそも皮膚の機能を壊しているのでなんの意味もありません。さらには次に説明するようにとんでもない事態に陥る可能性もあります。

天然成分だからといって安全ではない

 天然成分を(合成界面活性剤で肌のバリア機能を壊し)無理矢理入れ込むことは意味がないどころか有害です。カネボウの白斑事件で有名になった美白成分であるロドデノールも天然成分ですが、取り返しのつかない被害が出ています。このロドデノールにメラノサイト(人体を紫外線などから守るメラニン色素を産出している)を壊されて、「白斑」になってしまった人が約2万人もいるのです。

 もっと、詳しく説明すると表皮の構造は上から、角質層、顆粒層、有棘層、基底層でできていますが、メラノサイトは最下層である基底層(下の図参照)に存在しています。この基底層まで無理やり穴を開けて、ロドデノールという天然成分を入れて、メラノサイトを壊してしまったわけです。この原理を利用して、黒人が肌を白くする施術を受けることがあります。例えばメジャーリーガーだったサミーソーサは元々は黒人だったのですが、今では白人のように白い肌をしています。もちろん、これは危険な行為です。そもそも、メラノサイトは色素を作ることで皮膚がんなどを防ぐ役割がありますので、肌を白くすることで皮膚がんになりやすくなります。白人に皮膚がんが多いのも、こういう理由からです。

 メラノサイトを壊しているのは、皆さんが安全と思っている天然成分ですので、化粧品における「天然成分=安全」というイメージは捨てましょう。

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