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アンチエイジング化粧品の嘘

 

 「アンチエイジング化粧品を使って、シワがなくなったわ」って言う人がいますが、アンチエイジング化粧品の原理を知れば嘘であることが分かります。

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アンチエイジング化粧品の原理

 分かりやすいようにお話ししますが、ビニール袋に水をパンパンに入れると膨らみますよね。そうするとシワがあるビニール袋も膨らむことで張りが出てきます。これと同じことをアンチエイジング化粧品がやっているのです。

 具体的に説明しますと合成界面活性剤で皮膚のバリア壊し、その壊した穴から水を入れて、最後に危険物質である合成ポリマーで蓋(ふた)をしているのです。合成ポリマーとは高分子樹脂ですが、簡単に言うとラップと同じ。こうすることで水の蒸発が防げ、シワがなくなったように見えるのです。

 このような原理ですので、アンチエイジング化粧品は応急処置的な期間限定の効果しかなく、時間が経つとまた元のシワだらけのお顔に逆戻りです。そうすると何を勘違いしたのか、「やっぱり、あの化粧品は効果があるんだわ」と思ってしまうのです。消費者のイメージとしては「アンチエイジング化粧品には何か肌に良い成分が含まれていて、それが肌を活性化することでシワがなくなった」と思っているわけですが、それは先ほど話した通り、思い違いです。

 高須クリニックの高須さんが言っていますが、「化粧品は効果がないから化粧品なんです」とうことです。目に見える効果があるのならば、それは医薬品になっているのです。

アンチエイジング化粧品は即止めるべき理由

 アンチエイジング化粧品は良い効果がないですが、悪い効果はきちんと現れます。先ほど、肌のバリア機能を壊してから水を入れ、合成ポリマーで蓋をすると書きましたが、一時的な効果をもたらす為に肌の機能を壊しているのです。そうするとアンチエイジング化粧品を使う前よりもシワやシミができやすい肌になってしまっています。

 皮膚にはサイクルがありまして、新陳代謝の早い表皮でも入れ替わるのに1か月かかります。ですので、常識で考えてもすぐにでシワが消えるわけがないんですよ(笑)シワを即消したい場合には外科的に肌を引っ張って(時には皮膚を切って)糸で止めるフェイスリフトが行われますが、やはりリスクを考えないといけません。フェイスリフトの失敗により裁判に発展している事例もあります。

肌のためにできること

 まずは肌を綺麗にするのに一発逆転的な方法はないことを心に留めましょう。一番気を付けるべきは紫外線ですが、これは当たり前ですので、今回は説明しません。

 紫外線と同じくらい気を付けて欲しいのが糖質の摂りすぎです。ジュースやお菓子は当然ですが、お米やパン、麺類も糖質は多いです。糖質の何が悪いのかといえば体の中の蛋白質と結びついて、コラーゲンを壊してしまうのです。これがシワやシミの原因になります。ですので、糖質制限食というのが、肌をキレにするのに理に適っています。

[参考本]
「ウソをつく化粧品」

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