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子宮頸癌ワクチンに対する日本産科婦人科学会への疑問

「子宮頸がんワクチン 少女たちの訴え」というテレビ番組を見たのですが、子宮頸癌ワクチンの被害者の実態がリアルに描かれていました。

この番組の中では17才の女性の症状(副作用)を紹介していましたが、あまりにも酷くて泣けてきました。

彼女は中学1年生の時に子宮頸癌ワクチンを接種してから光に過敏になり、家でもずっとサングラスをかけなくてはいけません(取材で顔をさらすのが嫌だからサングラスをしているのかなと思いましたが、違いました)。

光過敏だけではなく、全身の痛み、過呼吸、吐き気、記憶障害、歩行困難などの副作用があり、家から往復6時間かかる病院に通っています。

記憶障害の様子が映し出されていましたが、「母の名前」も「今自分が居る場所」も分からなくなり、最後には不安からか泣いていました。

母「私の名前は?」

娘「…………」

娘「帰る」

母「どこに帰るの?」

娘「家」

母「ここはどこ」

娘「病院」

自宅にいるのに、病院だと思っている様子でした。

彼女の望みは「普通の高校生活を送りたい」だけなのに、それすら難しい状態です。

この番組内で子宮頸癌ワクチンに対する2人の医師の意見が紹介されていますが、あなたはどちらの意見が正しいと思いますか?

1人目は東京理科大学医学総合研究所の西岡久寿樹さんです。

「新しいタイプのワクチンは何よりも安全性を重視しなくてはいけない。相手は健康な人、健康な若い女性ですよ。これから妊娠や出産をしなくてはならない。その子供たちに何百万人も打つんだったら、その安全性をきちんと確保して有効性もきちんと担保されない限り、断じてこのワクチンに関しては今再開どころの話じゃないと思う」

2人目は日本産科婦人科学会の藤井知行理事長です。

「(将来)他の国では子宮頸癌は過去の病気になっているのに日本だけが子宮頸癌に苦しむ女性がいて、例えば命は助かっても、子宮を失ったり子供ができなくなったり、さらに命まで失って非常に不幸な転帰をたどるということが起きると思います。だからこそ早く接種の推奨を再開していただきたいと考えています」

 

藤井知行理事長は「(将来)他の国では子宮頸癌は過去の病気になっているのに」と言っていますが、子宮頸癌ワクチンが効果があるという前提で話しています。

しかし、厚生労働省でさえ、子宮頸癌ワクチンの有効性は認めていません。

西岡久寿樹さんが言っている「安全性をきちんと確保して有効性もきちんと担保する」の方がまっとうな意見です。

子宮頸がん予防ワクチンは新しいワクチンのため、子宮頸がんそのものを予防する効果はまだ証明されていません

厚生労働省のパンフレットより引用

子宮頸癌ワクチンを再開すれば病院の経営も楽になるので、日本婦人科学会の立場も分かりますが、これだけの被害があるわけですから、もっと人を見て意見を言ってもらいたいです。

[補足]

子宮頸癌ワクチンが効果があると仮定しても、20年も30年も効果があるとは思えません。

仮に11才で接種して20年効果があるとしても、子宮頸癌による29才以下の死亡数は23人ですからね(下の表参照)。

子宮頸癌ワクチンのネイチャーの記事に反論している女の子」で説明した通り、子宮頸癌ワクチンは不活化ワクチンですので、効果が数十年続くとは思えません。

これは元国立公衆衛生院疫学部感染症室長の母里啓子さんも指摘していることで、彼女は数年でさえ効果が続くとは思えないと言っています。

性別 年齢 部位
2014 女性 0_4 子宮頸部 0
2014 女性 5_9 子宮頸部 0
2014 女性 10_14 子宮頸部 0
2014 女性 15_19 子宮頸部 0
2014 女性 20_24 子宮頸部 2
2014 女性 25_29 子宮頸部 21
2014 女性 30_34 子宮頸部 59
2014 女性 35_39 子宮頸部 108
2014 女性 40_44 子宮頸部 202
2014 女性 45_49 子宮頸部 264
2014 女性 50_54 子宮頸部 254
2014 女性 55_59 子宮頸部 227
2014 女性 60_64 子宮頸部 258
2014 女性 65_69 子宮頸部 290
2014 女性 70_74 子宮頸部 261
2014 女性 75_79 子宮頸部 278
2014 女性 80_84 子宮頸部 273
2014 女性 85+ 子宮頸部 403

国立がん研究センターがん情報サービス『がん登録・統計』より引用

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 3 )
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  1. 子宮頸がんワクチンへの公費投入には身分を隠したグラクソ社員の費用対効果論文が使われたらしいです。完全な利益相反問題違反で、仮にワクチンを続けるとしても公費取り消しで副反応を考慮して審査やり直しじゃないとアウトです。推進派はそういうことは一切いいませんね。

    • ノバルティスの高血圧治療薬ディオバンの際も社員が論文を改ざんしていました。

      他の薬でも改ざんしまくっていることは想像に難くないです。

      効果があるんだったら、わざわざ論文を改ざんすることはないですよね(笑)

  2. どこかの産婦人科は被害者が出たのは残念だけどワクチンの効果は必ずある。積極的に打てと書いてましたが
    そのあと、ワクチンを打っても定期的に検査はするようにとか、
    ワクチンをうっても効果は100%ではないとか、
    子宮けいがんワクチンを打ったあとの症状の相談はうちではなく、ここに連絡してくださいと
    書いてました(笑)そんなに責任追わずにワクチン打ちたいのか金儲けに必死すぎて笑えましたね

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