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ビールの原料に遺伝子組み換え作物

 


「たねと食とひと@フォーラム」
という団体がビール製造会社大手に「原料に遺伝子組み換え作物を使っているのか」を聞いてきたところ以下の回答が得られました。

対象の商品はビール、発泡酒、第3のビール、ソフトドリンクです。

2015年現在、「コーン・スターチ」に関してはアサヒ、キリン、 サッポロ共に「非遺伝子組み換え」で、サントリーは「コーン・スターチを使用していない」でした。

「糖類」に関しては3社とも「不分別」で、サントリーは「一部不分別」です(「糖類」の原料はコーン)。

「不分別」とは文字通り、遺伝子組み換えの作物が混ざっている可能性が高いです。

つまり、海外から日本に船便などで輸出する時点で「遺伝子組み換え」と「そうでないもの」が分別されていないということです。

なぜ、遺伝子組み換え作物を使っているのかというと一番は原料の安さです。

キリンビールではコーンを分別管理するだけで年間30億円のコストがかかるそうです(2000/6/3日本経済新聞による)。

スーパーなどでビールを買う時に遺伝子組み換えの原料を使っているかどうかを気にしている人はいないと思いますが、これからはそのことを認識したうえで飲んでください。

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